グループディスカッション

ご無沙汰しております。

更新が1月ほど空いてしまいましたが、元気に再開したいと思います。

本来であればザンビアの10月は日本の夏のように暑くなるのですが、昨日から冬のような寒さになっていて体調が崩れています。

現地の人達の間では、気候変動(Climate Change)のせいかもねと口々に言っています。

 

さて、プロジェクトが来年の始めの方に終わる事になります。

(実際にザンビアから引き上げるのは1月の終わりか2月の始め頃になりそうです)

そんな訳で、最近は終わるための作業でドタバタしています。何をしているかというと終了時評価と呼ばれるもので、ざっくり簡単に言うと「プロジェクトをやる前とやった後で何が変わったか?」に関する情報を集める作業です。

 

その一環で今日はM村でグループディスカッションをしてきました。

この日は全部で30人位参加してくれたので、10人ずつのグループに分かれてテーマごとに話し合って貰いました。

 

この日は3つテーマ決めて

.廛蹈献Дトの前と後で何か変わった?

▲廛蹈献Дトで提供した活動は皆さんの役に立った?

実践を通じて学んで貰うやり方をしたけれど、どうだった?

30分ほど話し合いをして貰いました。

もう少しなんか良さそうなテーマが出てきそうな気もするのですが、普及員と話し合った結果この3つになりました。

 

テーマごとに話し合いが終わったあと、グループの代表者1名が全員に向かって発表しました。手前の普及員(2016年度研修生)の二人は、グループディスカッションの助けをしつつ記録をとってくれていました。

 

やりながら感じたのは、質問の意図を勘違いしていたり、グループで話し合うのに慣れてなかったり、微妙な答えが返ってきたりと色々と難しいなと思いました。ただ、全体として良い(=前向きな)反応が返ってきていたようなので、普及員の二人とやって良かったねとお互いを労う場面もありました。今後(プロジェクト終了後)に向けての話も少し出来たのですが、もう少し話を詰める必要があるので、3か月くらい時間をかけて話し合っていきたいと考えています。

 

今回のプロジェクトで現場職員として心掛けていたのは、あくまでも農家さんや普及員の皆さんや丸森の地域住民の皆さんが活躍できる「場」を提供することです。双方の地域で興味がある人に参加して貰って、持っている知識や技術を活かして、現状を改善していく。そういうプロジェクトが提供出来たら良いなと思っていました。ただ私の願いと、参加してくれた人たちの思いは別なので、実際に参加してくれた人たちはどう思っているんだろうと常々気にはなっていました。このグループディスカッションを通じて、農家さん達の思いが聞けたのは良かったです。ほんの少しだけ肩の荷が下りた気がしました。

 

 

養鶏(ブロイラー飼養)について

こんにちは。

今回は養鶏(ブロイラー)活動について御報告します。

 

プロジェクトが開始した直後の2016年11月から、G村で12名の有志グループで養鶏活動を実施してきました。

グループ内部で役割分担を行い、週ごとに飼養管理を担当する人を変えていました。飼養管理の担当となった人は、夜間も養鶏小屋に寝泊まりしながら生育管理(と盗難防止)をするので、担当となった人はなかなか大変な作業です。

 

1回の飼養期間(雛から成鳥になる期間)はおよそ7週間〜9週間かかり、その後入れ替わりの期間(=消毒期間)として2週間〜1か月程養鶏小屋を空けます。G村のグループは、2018年4月の時点で5回のブロイラー飼養と販売に取り組みました。

 

生育に必要な知識については、経験者だけでなく畜産省の職員を招聘して技術指導を行っています。プロジェクトで協力しているのは、グループの組織化や販売面のアドバイス(タイミングや販売先)や養鶏小屋から出る廃棄物の再利用方法(堆肥作りに利用)について等です。

 

これまでの売り上げの合計は4097クワチャ(≒4,4000円位)で、順調に利益を生み出してきました。そこで、2018年の2月に分配金を支払う事をグループとして決定して、合計で2000クワチャ(10人が180クワチャ、2人が100クワチャ)を受け取りました。

 

また、3名のメンバーがこのグループ活動からブロイラーの飼養管理方法を学び、自分の世帯でブロイラー飼養に取り組むようになりました。このようにグループ活動のメリットの一つは、参加者間で技術や知識を共有する事が挙げられます。

 

ブロイラーへのニーズは高く、販売先のマーケットもG村周辺には「近隣住民/ローカルマーケット/大規模マーケット(例:ソエトマーケット)」と揃っています。そのため販売先については今のところ問題が無いのですが、現地のコンゴーレと呼ばれるつけ払いが収益へ影響を与えている(例えば、”つけ”を回収できないと利益が下がる)事から、そのことについて話し合いを持ったりしています。

 

現在は、養鶏グループをどういう風にしていくかも含めて、現在話をしているところです。何故ならグループの組織化を進めていくと、メンバーへの「負担と報酬」のバランスが難しくなるからです。このように、農家さん達に「自分達が暮らす社会の将来像を見据えて、現在の自分たちの置かれている状況を考慮して今後どうしていくか?」と考えて貰うのも、プロジェクトの大事なポイントとなっています。